塾の日記 2021年10月27日|水曜日
2021私立学校合同説明会に行きました。
今、愛知県の私立高校が大きく変わっています。
例年、秋に行われる学習塾対象の愛知県私塾共同組合主催の「私学合同説明会」。
私学だけでなく、豊田高専や愛知教育大学付属も参加されています。
コロナの影響で少し時期が遅くなったようですが、例年通り開催していただき助かります。
教養堂では受験者が多い私立高校については直接単独で行われる各高校の説明会にも参加しております。
ただ受験者がいない高校でも、情報収集や各高校の動向を把握するためにも、参加できるものには参加しております。
名古屋で函館ラ・サール高校が受験できる
男子のみですが、名古屋で愛知県の私立を受験する前の1月に、函館ラ・サール高校を受験できます。
ここの入試は、特に前期試験は難易度が高く、公立難関校や名古屋の私立高校で東海や滝、名古屋高校の文理選抜などを考えている男子には力試しとして受験できます。
受験会場は名古屋駅周辺のホテルです。
第1志望とする場合は併願の場合に比べてハードルがやや下がるようです。
北海道函館での高校生活も良いですし、
50人の大部屋での寮生活の経験は全国でも珍しいです。
興味のある男子にはおすすめです。
愛知県の私立高校様変わり
愛知県の私立高校はここ2、3年で大きく様変わりしてます。
まず、私立高校の志願者割合が増加していることです。
これは、愛知県の私立高校の授業料軽減補助の制度によることが大きいですね。
授業料の面で公立高校との差が小さくなった分、私立高校への選択のハードルが下がりました。
先日の愛知県教育委員会の発表を見てもわかる通り、私学人気はまだまだ続きそうです。
その傾向を実際に肌感覚で知ることができたのが、今回の各私立高校の先生方の説明でした。
クラス増設 合格実績上昇の様相
人気校ともなれば、クラス増設は当たり前。
入試基準も1段階あげたりして難易度が上がっている高校もあります。
ある私立高校では、公立入試の併願校の高校がより難関校に変化しているところもありました。
教室が足りないので、プレハブ校舎を建てる?
説明担当の先生方の言葉からは、クラス数の増加など何度となく聞かれました。
ある高校では、
「教室が足りないので、プレハブ校舎を春に建てなくてはいけない」
そんな戦後のベビーブームを彷彿するような言葉を聞いて驚きました。
いや、今、超少子化時代の令和なのに……。
昔のイメージで語ると危険
以前の私立高校のイメージとは全く違う状況になっているような高校も少なくありません。
男子が多い高校だと思っていたのが、実は女子の割合が多いとか、
理系、工業系だと思っていた高校が、実は圧倒的に文系クラスが多いとか、
そんな話はザラです。
保護者の世代のイメージとは全く違っておりますので、情報のアップデートが必要です。
今年は入試日変更の高校に注意
高校によっては入試日が変更になっている高校もあるため、2校以上併願する場合の組み方にご注意ください。
教養堂では、資料や情報、合格予想基準を独自に集めております。
保護者の皆様方には最良の情報をお伝えできるかと思います。
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