塾の日記  2023年2月19日|日曜日

高校入試対策全日程終了 終わりの季節

高校入試まであと2日。

 

本日、日曜日。

9月から毎週末朝から丸1日行ってきた「高校入試対策講座」。

今日で全日程が終わった。

あとの残りの日は自習や質問対応だけにしている。

 

入試当日の夕方、高校入試を終えた塾生が三々五々集まることになっていて、自己採点。

今年は愛知県公立高校入試の制度変更により、一回受験になった。

その分、緊張感も2倍以上になった気がする。

 

 

さきほど現中3生の最後の授業が終わった。

最後の授業の最後に扱った問題は、

数学の空間図形の正四角錐を切り取る問題。

教材の解説とは違うやり方で解説。

どこからともなく「すげぇ。」と男子がつぶやいてくれた。

少々時間が足りなかったが、理解してくれたと思う。

 

たしかに年が明けて、入試シーズンに入り、1月から私立高校入試をはさんで臨戦態勢のこの2か月は確かに長く厳しい戦いだった。

今、授業を終え、教室の後片付けが終わり、事務机にむかっている。

 

この学年の思い出も数知れず。

今思えば、ちょっと前まで中学1年生だったのに。

あどけなかった顔たちも気づいたら大人ぽくなっている。

 

 

この学年の塾生たちに言い残したことはなかったか……。

自問自答する。

社会に出る前の彼らには、社会に対して希望を持っていてもらいたい。

社会に対して見限るような感じやできるだけ最小限度のことしかやろうとする態度ではなく。

世のため人のために考える人であってほしいし、知的な自由人でいてほしい。

それが教養堂の理念。

 

 

塾生みんな前途有望なダイヤの原石のような素晴らしい若者だ。

自信を持って送り出したい。

 

今日一日、あえて淡々と過ごし日頃と同じテンションで今日の授業を終えた。

入試を特別なイベントにしないし、妙な高揚感を出すことはしない。

学ぶことに終わりもないし、明日は続く。

 

入試前の特別な日々もようやく終わりを告げた。

 

 

 

 

 

今日の1曲。

「終わりの季節」(細野晴臣)

 

KEYWORDS

お問い合わせ

top