こんな話 2019年9月10日|火曜日
青森県五所川原市金木町 太宰治の実家を訪ねて
お休みを利用して、青森県五所川原市金木町にある、文豪 太宰治の実家、通称「斜陽館」を訪れました。
立派な建物で往年の繁栄がしのばれます。
青森県五所川原市金木町 太宰治の実家「斜陽館」
この金木町は津軽三味線が生まれた土地でもあります。
向かいに津軽三味線記念館もあり、津軽じょんがら節をライブで聴くことができました。
津軽三味線の始祖「仁太坊」を知り、まるでブルースの神 ロバート・ジョンソンのような存在だと思いました。
この家で、久しぶりに帰省した太宰が郷里を巡った旅行記、名作「津軽」が生まれました。
北には津軽海峡をのぞむ竜飛崎、南には岩木山、西には、つがる市木造町で縄文文化の傑作、「遮光器土偶」が発見された亀ヶ岡遺跡があります。縄文好きの私は、亀ヶ岡遺跡も外せません。
あれ、太宰先生、帰省されていたんですか?
立派なお宅ですね。
え?それが嫌だった?
そうですか……。
ここで太宰は何を感じていたのだろうと、思いを馳せました。
塾生みんなにお土産を買いました。
一つ目は、小説「津軽」の初版本を模した、「リンゴクッキー」
二つ目は、ねぶた祭を模した鬼(坂上田村麻呂か?)のお面から、「リンゴゼリー」が出てくるというもの。
どんだば?
(いかがですか?)
と言っています。
旅が終わって、塾が再開されると、私は地図帳と旅先で撮った膨大な写真、そしてちょっとしたお土産で、旅での話を一通り話します。
私のライフワークの一つであり、私の楽しみです。
青森県以外にもイロイロ回りましたので、授業で生かそうと考えています。
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