塾の日記 2023年7月14日|金曜日
第1回 思考力検定 結果がもどってきました。
先般、教養堂で実施した、「算数・数学 思考力検定」第1回。
小4~小6までの塾生が参加しました。
みんな無事合格しました。
100点満点も多数。
点数に応じて、金賞 銀賞 銅賞 などに分かれています。
検定の合格証と成績表には、詳しい結果が載っており自分の力が客観的に分かるもので今後の学習の指針にもなります。
思考力検定は、「算数・数学の内容」の5つの観点と「思考力」の3つの観点に分類して、どのような力が身についているかを詳細に分析できます。
まず「算数・数学の内容」の5つの観点とは以下のものです。
数と量
計算や数の大きさについての感覚を問う内容。日常生活における計算や長さ、重さ、金銭などの価値を把握するのに必要になる力。
空間と形
図形に関する内容。3次元のものを2次元で表したり、逆に2次元のものを3次元に表したりする。また、形の特徴を捉え、類似点と相違点を認識する内容を取り扱う。写真から実際の形を想像したり、地図や図面を読み取ったりする際に必要になる力。
変化と関係
2数が互いに関連すること(関数)を見出し、それを表現すること、または一般化する内容。相互関係を理解し、原因の究明や将来の予想などをする際に必要になる力。
データと不確実性
データ収集、データ分析、データ表示、確率、推論に関する内容。データを整理したり、データを読み取ったりすることで、今後起こりうる事態を予想するのに必要になる力。
論理
いくつかの情報を読み取り整理することにより、結果を導き出す内容。与えられたいくつかの情報を組み合わせて必要な情報を導き、それを用いるのに必要になる力。
「思考力」の3つの観点とは以下のものです。
情報・条件を使いこなす力
「複数の情報から、必要なものを選び適用する」「情報を整理し、必要なものを見つけて適用する」「情報を組み合わせて、処理・絞込・排除する」など、情報・条件を使いこなす力。
筋道を立てて考える力
「試行錯誤しながら、粘り強く考える」「問題の構造を把握したり、結論から考えたりする」「仮定と結論の矛盾を修正したり、視点を変えて作り直したりする」など、筋道を立てて考える力。
ものの形を認識・想像する力
「平面や空間で、ものが移動・回転するようすを想像する」「空間で、ものが複雑に移動・回転するようすを想像する」など、ものの形を認識・想像する力。
この中で、教養堂の塾生で共通することが分かりました。
特にこの中で、「論理」のカテゴリーがずば抜けてみな成績が良かったのです。
これは驚きでした。
論理的思考を大切にしている教養堂の面目躍如といったところです。
さて、この思考力検定は次回は冬に塾生全員受講予定です。
こんどはさらに1級が上げます。
難易度が上がり苦戦することも予想されますが、挑戦することに意義があります。
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