こんな話  2021年7月29日|木曜日

世界遺産登録 北海道・北東北の縄文遺跡群

 

 

 

2021年7月27日 縄文遺跡 世界文化遺産に決定  北海道・北東北の縄文遺跡群

 

 

JOMON JAPAN

縄文ジャパン

 

 

 

塾長 奥村が教養堂開塾前夜の準備期間に、時間を見つけては勤しんでいたこと、それは縄文遺跡巡りでした。

 

縄文文化に魅せられた私は、特に北海道や東北、そして長野県諏訪湖周辺の縄文遺跡を巡る旅を頻繁に繰り返していました。

自然との共生、平和で協調性のある持続可能な社会、それが1万年に渡ってこの日本で作られていたことに、心底ハマってしまったからです。

 

 

青森県の三内丸山遺跡は言うに及ばず、是川遺跡、また、小牧野遺跡、大湯環状列石や伊勢堂岱遺跡にみられるストーンサークル、御所野遺跡など、すばらしい遺跡が今に縄文の記憶を残しています。

時には熊の出没におびえながら、腰に鈴をぶら下げて散策したり、バイクで未舗装の登山道を四苦八苦しながら森の奥地まで遺跡巡りをしました。

 

どこへ行っても、澄んだ小川と南向きの小高い丘、温暖な気候と豊潤な森に囲まれた今でも自然豊かな場所に、縄文人は暮らしていました。

このたび、北海道と北東北地方の遺跡群がついに世界文化遺産に登録されました。

 

おそらくコロナが明けた頃には、世界中からも旅行者が訪れるでしょう。

今の静かな遺跡がややせわしくなるかもしれません。

 

縄文文化は真に世界に誇ることのできる普遍的な文化遺産だと思います。

SDGsの時代を待つまでもなく、縄文時代に一つの答えが眠っている気がします。

 

 

教養堂では折に触れて、縄文時代についての探求的な講義をこれからもしていきます。

 

教養堂のブログ掲示板では、「縄文」というキーワード・カテゴリーでいくつか縄文特集記事がございます。

よろしかったらご覧ください。

 

 

 

 

 

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