勉強の話  2020年2月14日|金曜日

新中1生必見! 中学校の宿題提出、どうやってやる?

中学校での宿題って、こわい?

 

なんか、中学校では提出物、ちゃんとしていないと成績に響くの?

 

なんか、中学校での提出物、ちゃんと出さなかったから内申点下がるの?

 

 

正しい勉強の型を作る

そうなんです。

中学校での提出物、小学校の時よりも量が多く、計画的にやらないと消化できません。

 

テストの得点はもちろん大事ですが、

授業の参加意欲とならんで、提出物の有無、やり具合で、通知表の内申点、1・2・3・4・5が大きく影響します。

 

愛知県では高校入試で内申点が直接影響するのは、中3からですが、いきなり中3で内申点を急激に上げるのは至難の業ですので、

中学入学と同時に勉強の習慣をつける意味でも、提出物はしっかり出すことは大切です。

 

 

正しい勉強の仕方なら大丈夫。

でも、安心してください!

正しく勉強すれば、当たり前にできることですから、何もこわくありません。

 

たくさんの宿題を計画的に進めることは、何も通知表のためだけではありません。

例えば、大人になって、大きな仕事のプロジェクトを長期間にわたり、たくさんの人たちとたずさわる時や、

大きな買い物をローンで購入して毎月返済する時など、

宿題のやり方はとても役に立つのです。

 

ここでは、中学校の宿題提出をテーマにご紹介します。

 

まず江南市の中学校では、「補強学習」という英数国理社の基礎力をつける問題集が配布されます。

これは、見開き2ページを自学して次の日に提出するというものです。

問題を自分でやって、解答解説を見て答え合わせをして、提出するというものです。

新中1でしたら、中学校の生活に慣れた5月あたりから始まります。

 

ここでチェック!

見開き2ページ、いっきにやってから、答え合わせをする。

ダメ!

なれないうちは、こまめに答え合わせをしてください。

なんなら、一問ずつでも良いです。

最初に分かっていないのに、ずっと解いていくとずっとまちがえたままになります。

 

小学生から中学校に上がった時に、ここの答え合わせのやり方が一番変わります。

できるか、できないかではなく、

できなかったところを、どうできるようにするか、これが中学高校と必要になる意識です。

 

 

答え合わせは、マル・バツのみで終わらせる。

ダメダメ!

合っているか、合っていないかは、勉強と言わず単なる作業です。

まちがったところが宝もの。

 

解説ををじっくり読んで、2回目に行う時にはしっかりできるようにしていきましょう。

 

 

まちがったところは正解を書いて終わり。

ダメです! 

まちがえたところは宝もの。

だから、しっかり解法を書いたり、ポイントを自分なりにチェックしておく跡を残しておきましょう。

 

 

問題集は1回やったら、次は新しいものにうつる。

ちょっと待った!

まちがったところをもう一度チェックするためにも繰り返しやりましょう。

まちがったところが2回目できているか、自己チェックしておくのです。

それでもまちがったら、3回目、4回目とやって、まちがいを減らしていきます。

もういいかなと思ったら、新しい問題にチャレンジするのです。

 

授業進度が遅い時は気をつける。

たまに学校の授業進度が遅く、「補強学習」の宿題がまだ習っていない所が出ていたりします。

 

今年の布袋中1年の理科のことなんですが、

授業進度が遅くなっていたらしいんですね。

ですから、宿題範囲が先行していくという現象が起きておりました。

 

教養堂の子たちは、

「習っていないからできません。」

とは言わず、

 

自分で予習して先取りしてガンガン進めていました。

 

「溶解度」とか「圧力」とか、けっこう重い単元ではありましたが、

普通にやっていきました。

 

 

 

問題集も同時並行にすすめる

「補強学習」の宿題を平日は進めていきますが、

各教科で出されているテキスト・問題集も、こまめに進めましょう。

 

学校や塾で習ってできるところであれば、もうやってしまうのです。

テストの範囲表が配られる頃にようやく始めるようでは、

遅すぎます。

 

 

まちがえた問題の処理が大事

まちがえた問題はを2回目にやる時に、スペースがありませんね。

そこで、「ポストイット」などのふせんを貼って提出すると良いでしょう。

 

こちらは、教養堂の中1の子のやり方です。

評価の高かった提出物のやり方の一例になります。

まちがっていたり分からなかったりしても、しっかりやり直しがしてあります。

 

左ページで最初はできなかったのですが、答え合わせをしたうえで、右ページのやや難しいB問題をやったらできるようになっています。

また、付せんを使って、2回目のやり直しをしています。

 

これ、ふせんでなくても、ノートの切れはしをノリで貼っても良いです。

計算スペースも小さい紙にやって貼ってもよいでしょう。

数学や理科は、とにかく計算スペースが小さいんです。

 

 

これらの勉強の型を作って、そこから自分なりの勉強法を確立しましょう。

自分の勉強法ができれば、勉強も楽しくなります。

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