塾の日記 2017年11月24日|金曜日
教養堂前夜 ロゴマークを作る。
2017年10月初旬。
塾のシンボルとなるロゴマークが欲しいなあと考えました。チラシも作りたいし。いつもすぐ分かるロゴがあればいいなあと考えていました。しかし、デザインセンスとなると全く自信がつかない。どうする?
真っ先にあの人の顔が出てきました。
モリさん。
前職で、広告宣伝部の部長をしていた私は、お世話になったモリさんを頼ることにしました。モリさんは現在、独立して事務所を開いている新進気鋭のクリエイティブ・デザイナーです。何より、その人柄にいつも魅かれる人。それに音楽好きが共通していてずっと話していたいと思う人。デザインに魂を込めて作る人。
そうだ、モリさんにお願いしよう。
「もしもし。…そうです。かくかくしかじか。そういうわけでお願いします!」
それから3週間経った頃、モリさんから連絡があり、ロゴ案ができたからお見せするとのことでした。
私は約束の日が来るまで、なんだか落ち着かずソワソワしていました。
モリさんが分厚い資料を持って私の自宅に来ました。
そして、1案ずつゆっくり紹介してくれました。
モリさん、これ、すごくいいね。こっちもいいね。
全部で5案ありました。その中でも3つの案のロゴは私を捉えました。
ただ、一旦自分の中で1週間くらい寝かせてみることにしました。
真っ先にいいなあと思ったものは、日が経つにつれて、自分の趣味性が強いのではないかな、と感じました。
このロゴマークはもう少し、教養堂が新しいことを始める時に満を持して使う事にしよう。
その時にもう一つのシンプルな案がどんどん自分の頭の中で主張を始めました。
こういうのは、理論ではなく、感性が優先するものなのですね。
そのシンプル案がすごく頭に離れませんでした。
結局、その案に私は決めました。それが今のロゴです。
教養堂のイメージにすごく合うのです。
モリさんに電話をしてみました。するとモリさんも同じように考えていらっしゃったらしく、同意してくださいました。
モリさんは、「なんだかこのロゴ、ただものじゃないですよね。」と言いました。
…自分で作ったくせに。
でもただものじゃないようにするのは私なんですよね。
私はこのロゴマークを誇りに思っています。
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