塾の日記 2017年11月26日|日曜日
教養堂前夜 家具を選ぶ。
教養堂の家具を選ぶ段階に入りました。
面談用の机と椅子。これが最も大事な家具。最初の面談や進路相談の面談、とにかく塾は面談が第一。面談用の家具はまずしっかり選びたいのです。
そして色々厳選した結果、地元愛知県の家具メーカー「カリモク」にすることにしました。
刈谷市にあるメーカーです。ここの家具は職人さんがしっかり作っていて、長持ちはするし、その後のメンテナンスや張替え、交換などアフターケアも万全です。
「カリモク」が提唱する、「ロングライフデザイン」という理念。教養堂にぴったりなんです。
付け焼刃やインスタントのものはすぐ飽きられる。
しっかり作り込んだもの、職人が丹精込めて作ったもの。
勉強にも当てはまります。
一夜漬けとかではなく、じっくり腰を据えて学んだものはずっと生きるのです。世代を越えることもあるのです。
家具も塾の一つの理念だと考えています。
カリモクの家具を40年以上使っている人が先日張替えに来て新品同様にしました、という話をショップの人がさらっと話してくれます。
稲沢市にあるオーディナリー(愛知県稲沢市)というお店で一式購入することにしました。
カリモクは例えるなら、タモリですね。当たり前のように見る存在感。
次に大事なのは何といっても子どもたちが勉強する机と椅子。
机はひろびろと使える長机にします。空いている時は独占でき、混雑する時は仲良く使ってね。
これには安定感が求められます。ギシギシいわない武骨で頑丈なもの。
例えるなら、高倉健。
安心感と重量感。
椅子は、長時間使用しても痛くならないもの。クッション性は重要です。かといって、柔らかすぎるのは意外と実用に不向きですね。柔らかいものは飽きるのも早いです。
ある程度の硬さも必要なんですね。
例えるなら、味噌煮込みうどんの麺。(そこは食べ物の例なのね。)
硬さもあるけど柔らかさもある、飽きない。
椅子の脚ですが、キャスターがあるかないかが問題。
椅子は大きく分けて、四本脚、キャスター、背板なしの3種類を候補に、ずっと考えています。
開校までまだありますから、じっくり考えます。
家具は長く使っていきたいものです。
思い出とともにある、という感じです。
使い捨てではなくて、日々とともにあって、風景の一部になるような。
子どもたちの勉強している空間に一緒にいる感覚の家具。
そんな空間を教養堂は目指します。
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