塾の日記  2017年11月24日|金曜日

教養堂前夜 塾の場所を決める。

塾は場所がないとできません。ネット上に存在する通信型の塾もあるけれど、やはり直に会って教えたいのです。

領土がないマルタ騎士団のような国もありますが、理念だけではどうにもならないのが学習塾。

ここが私の塾ですよ!と大きな声で言うためにも、まずは場所探しの旅に出かけました。

 

もともと私が生まれ育った愛知県尾張地方に塾を開くつもりでした。

そこで、尾張地方を車でぐるぐる、ぐるぐる回りました。

8月下旬から9月、10月にかけて約2か月間。ずっと巡りました。

不動産屋さんや空き店舗の看板なんかも見つけては電話をしたり飛び込んだり。

ある地域では、偶然私の教え子と同期だった不動産屋の社員さんとも会いました。

 

いろいろ巡っていくうちに、一つだけ気になっていた空き店舗がありました。

たまたま自動車を走らせている時にちらっと「空きテナント」という文字を見かけたのでした。

その時は、あまり考えていなかったのですが、さんざん尾張地方全域を調査した後、やはりあそこしかない、という事で、仲介の不動屋さんに連絡を取りました。

 

そこの店長さんは、堺雅人さんにどことなく似ている方で、にこやかに対応していただきました。

教養堂開塾にすごくお世話になりました。

私も何度も足を運び熟慮の末、決断しました。

この場所でいい塾にしようと心に決めました。

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