塾の日記 2020年2月2日|日曜日
教養堂の2月 中学生は週末まるまる勉強会
日曜も教養堂では一日、勉強会を行っております。
中3はもちろんのこと、中1・2も部活動の合間をぬって、可能な限り教養堂に来て勉強してくれます。
中3生のこと
学年末テストが終わった中3はいよいよ受験勉強も総決算にはいっており、背中にオーラがでております。
神々しいほどです。
この入試直前の一か月前という時期は、かけがえのない、独特な雰囲気があります。
この学年の子たちは、みんながんばり屋さんが多く、時にはテストの結果で悔し涙を流すほど。
勉強に向かう姿勢で厳しく迫ったこともありましたが、そういう時も前向きに受け止めてくれたことはうれしかったです。
この一週間は私立高校の一般入試問題の攻略に挑んで来ました。
難しい問題にも挑戦して、実力も上げてきました。
公立高校入試対策では、すでに受験勉強も残りわずかの掃討作戦に入っており、弱点分野の退治と類似問題の演習を残すのみです。
私が指示する前に、どんどん自分の課題を見つけてやろうとする姿勢が、まったくもって教養堂らしいです。
毎日毎日、成長していく姿を見て、うれしいというよりも感動すら覚えることがあります。
開塾した日に入塾した教養堂塾生第1号の子も含めて、みんな教養堂の今の良い雰囲気を作り上げてくれた自慢の子たちです。
集中力のこと
ずっと不思議でもありました。
なんでこんなに勉強を続けられるんだろうと。
中3はまだ分かるんですが、中1・2生でもこんなにずっと勉強ができることに驚きです。
結局、それは教養堂の学習空間の雰囲気ということになります。
文章で表現することが難しいのですが、雰囲気としか言えないですね。
もちろん長時間に耐えうる特製の椅子や、振動を吸収する頑丈な強度の机など、塾ではあまり用意しない備品を揃えているということもあるのですが、それにしてもみんな集中してゴリゴリ勉強します。
マナーのこと
明日、2月3日で教養堂開塾2周年を迎えますが、開塾した時と全く同じ綺麗さと清潔感をこの教室は保っています。
机の表面は開塾した時と全く同じ輝きを保っています。
毎日、掃除はしておりますが、それにしてもこれは、塾生みんなの使い方のマナーが徹底していることに他なりません。
この状態は、多分10年後も同じだと思います。
マナーの良い子たちが集まっている塾。
もちろん最低限のマナーは入塾時に伝えておりますが、それ以外は何も。
それに教室の壁には、「これをするな、あれをしてはいけない」などの禁止事項やルールなどの掲示物は一切ありません。
形式的な授業の起立・礼・着席もなく、
授業は時間どおり静かに始まり、時間どおりに終わります。
おそらく教養堂には、すでに根底に個人主義のマナーの原則が流れているんだと思います。
私が学生時代にヨーロッパを放浪した時によく列車を利用しました。
列車がない場合とお金がない場合は、ヒッチハイクで。
駅や車内で、発車ベル、車内放送、アナウンスを聞いたことがありませんでした。
オペラハウスや劇場に行った時も、そうでした。
日本でも落語の寄席はいつでも出入り自由ですし、禁止事項などが書いてあるわけではありません。
場のもつ雰囲気が、力を持っているのです。
その体験が、必要以上にルールや禁止事項の掲示物を貼らずに、マナーとして子どもたちを導いていく下地になっているかも知れません。
教養堂の保護者の皆様のこと
そしてそういう塾運営ができるのも、何といってもご家族、保護者の皆様のお力によることが大きいです。
何といってもご家庭のバックグラウンドです。
目には見えない、根本部分で、「分かっている」のが、教養堂の保護者様ですね。
それは子どもたちの、さりげない言動で分かります。
勉強になる事もあります。
ああ、すごいなあ。なるほどな。
と思うこともあります。
ご家庭の底力、垣間見ることがあります。
そして、KYOYODO 2020
教養堂ではまだまだ子どもたちの指導でいっぱいいっぱいですが、今年、2020年の教養堂は保護者の皆様にもコミットできる企画をいくつか立てております。
ぜひご期待ください。
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