勉強の話 2017年12月3日|日曜日
教養堂の特色① 「傾斜進度」とは?
「勉強の話」ブログは今回からシリーズとして「教養堂の特色」と題して、教養堂が考える学習指導についてご紹介します。
教養堂の詳しい指導システムは、開塾前の2018年1月下旬には当ホームページでお知らせをいたします。
ここでは、教養堂の指導方針の元となる、指導哲学や指導理論をお伝えいたします。
なぜ、「傾斜進度」を作ったのか?
学習塾にはさまざまな指導形態があります。大きく分けて集団授業塾、個別指導塾などがあります。家庭教師という形態もあります。
これらの指導形態に共通するのは、指導曜日と時間、教科があらかじめ決められているという点にあります。
例えば、ある教科が苦手な子でも毎週何曜日に受講と決められているので、その決められた曜日に学習します。
教養堂はここを何とかしたいな、と思いました。
苦手な教科や分野は早目に克服することに越したことはありません。さらに入塾してくる子は自分の苦手な所を何とかしたいと思って入ってくれるので、すぐそれに応えてあげたいと思うのです。
しかし、実際は60分や80分などの時間で区切って、次回は来週、それまでに宿題をやってきてください、となるわけです。
可能なら、今日から連日連続、克服できるまで見てあげたいのです。例えば3日連続授業をすれば、前日の習った内容もまだ日が浅いので復習するのも効果的です。これが1週間空けてしまうとリズムが狂うこともあるのです。
短期間に集中すれば効果も高いのです。そして短期での克服は自信につながりますし、達成感があります。
傾斜進度の内容とは?
そこで教養堂では、学習計画を立てる時に学習の優先順位をつけて、最初に克服すべき内容を最優先で指導することにしました。
それが「傾斜進度」と名付けた教養堂のシステムです。
傾斜配分して集中して重点を置く学習カリキュラムです。
その単元が克服できたなら、次に重要な単元もしくは他教科へとスライドして、今度はその内容に傾斜していくのです。
傾斜進度の効果は?
これをすることで「何となく授業が進んでいく」状態から、しっかり自分が克服してから次へと進むという「能動的な」学習スタイルが得られるのです。そして短時間でそれが可能なのです。
例えるなら、歯医者さんで連日通い詰めてもいいからすぐ治したい、というニーズに応えるようなものです。
これには、苦手分野の克服だけではありません。
教養堂のもう一つのこだわり、「飛び級」のシステムにとっても最適なのです。
「飛び級」についてはまた後ほどお伝えします。
このように傾斜進度を取ることで、本来の「分からない所を克服したい」「どんどん伸ばしたい」という希望にすぐお応えできるのです。
今後ますますスピードが速くなる高度情報社会。課題点をすばやく短期間にこなすことは、これからの子どもたちにとって重要な能力の一つです。
教養堂は一人の担当講師がすべての教科をトータル指導して柔軟に行うので、この傾斜進度システムが可能なのです。
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