小学生コースで実施した作文プログラム。

みなさん、夢中で書いてくれました。

 

最初、テーマを伝えた時は、ちょっと戸惑いが見られた子もいましたが、徐々に鉛筆が動いていきました。

やはり、作文は「テーマ」設定が肝心だとつくづく思います。

 

書きたくなるような「テーマ」。

活きの良い「テーマ」。

瑞々しい「テーマ」。

 

なんだか、お魚屋さんの刺し身のような話ですが、本当にそんな感じです。

 

本来、作文は自分の考えを紙に写すという行為で、人間には「自分が考えていることを他者に伝えたい」という本能的な欲求を持っているものです。

それを上手く引き出すのが、指導者の役目だと思います。

 

ですから、心の琴線に届くテーマでしたら、どれだけでも書きたいはずなのです。

 

今回は創作系の要素も取り入れてみました。

字数は無制限。

ですから、原稿用紙を「もう1枚」と取りにくる子がたくさんいました。

時間制限で打ち切りにした子もいましたので、そのまま書かせたら無限に書き続けていたのかもしれません。

そんな時の集中度は子どもたちはすごいものです。

普段使っていない創造性を喚起させる機会に、作文はとても良いです。