こんな話 2025年4月18日|金曜日
北海道 宗谷岬 間宮林蔵 樺太探検 旅立ちの地
日本最北端の地、宗谷岬を訪れました。
2023年9月に新潟から小樽までカーフェリーを利用し車で周りました。
天気にも恵まれ晴れ渡った写真が撮れました。
小樽から北上。
ひたすら続く北への道。
行きは日本海側の国道232号線。通称オロロンライン。
帰りはオホーツク海側の国道238号線を通りました。
海岸から少し離れ、宗谷丘陵という高台に上がると、「白い道」が現れます。
これは稚内の名産のホタテの貝殻などを敷き詰めた道です。
そこに、1匹のキタキツネが歩いていました。
邪魔にならないように車を静かに止めました。
すぐ草むらの中に入って行きました。
丘陵地をおりると宗谷岬です。
日本最北端のモニュメントがあります。
海をはさんでうっすらと見えるのが、樺太です。
やはりここからでも見えるので、どうにかして海を渡ってみたいという衝動に駆られても不思議ではありません。
間宮林蔵(1780-1844)
当時29歳。
目の前に広がる大海原に漕ぎだす心境はどんなものだったでしょうか。
“行ってみるか……。行けよ。行ってみたら分かる。この海峡を越えた先に新しい世界があるのだ。”
1808年5月8日
生きて帰る望みを断ち切って、
松前藩の松田伝十郎とともに小舟でこの海峡を越えました。
宗谷岬から3㎞離れたこの岸辺から出発。
樺太探検の始まりです。
その後、2回目の探検ではロシアと清の国境付近、アムール川河口まで到達。
樺太が島であることを発見。
大陸との間に海峡があることを確認。
のちの間宮海峡。
(稚内ブランドHPより)
赤色ルート…第1回
青色ルート…第2回
宗谷岬に立つ間宮林蔵の立像
海の向こうの北の樺太を今でも見ています。
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