本の紹介  2018年7月23日|月曜日

『NHKラジオ第1 夏休み子ども科学電話相談』

夏休みといえば、おすすめのラジオ番組があります。

教養堂のほんの紹介、今回はこちら。

 

『NHKラジオ第1 夏休み子ども科学電話相談』

 

 番組ホームページ

 

 

夏休み限定のラジオ番組ですが、もう毎年ずっと恒例の長寿番組です。

子どもたちが科学に関する質問を電話でします。それをスタンバイしていた各分野の専門家の先生たちが即答するという、LIVE感あふれる生番組です。

中には緊張して声が出ない子もいて、微妙な間が空くときなどは「がんばれ!」と応援したくなります。

 

電話相談の先生は、各分野からの錚々たる専門家です。ここはさすがNHKです。

植物のエキスパート「田中修先生」や科学全般なんでもござれの「竹内薫先生」など、科学系の説明文で入試問題にも頻出のおなじみの筆者なども出演されています。

また恐竜専門の「ダイナソー小林先生」と鳥専門の「バード川上先生」のバトル、元旭山動物園園長の「小菅のおじさん」、脳科学専門の「篠原教授」、昆虫三銃士「久留飛先生」「丸山先生」「清水先生」、イケボの科学専門「藤田先生」など、ものすごく個性的な先生が梁山泊のごとくそろっています。

 

 

 

 

8月3日の小1男子の質問。

「枝をなめたら味がするのに、どうしてセミはなめても味がしないんですか?」

 

お姉さん

「他にもなめたの?」

 

小1男子

「カナブンやクワガタやカマキリやバッタをなめてみました。」

 

お姉さん

「それでは久留飛先生に聞いてみましょう。」

 

久留飛先生

「なめるだけじゃ、あかんと思うわ~。

  もう、ムシャムシャムシャってかじったらどう?それは嫌か?」

 

小1男子

「……うひゃ、嫌だ。」

 

 つづく。

 

 

 

 

このラジオ番組、毎日ではなく夏休みの真ん中あたりはやっていません。

甲子園の高校野球中継でつぶれてしまうのです。

時間をずらしてでも夏休みは毎日放送してもらいたいな、と思います。

 

大人向けには、Twitterで「#夏休み子ども科学電話相談」でツイートを読むのも楽しいでしょう。

リアルタイムで、ものすごい量のツイートがされます。

 

本にまとめられたものもあります。

こちらは教養堂の棚にあります。

 

 

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