こんな話 2022年4月24日|日曜日
「星野道夫写真展」北極圏の自然に魅せられて
アラスカなどの北極圏の大自然に魅せられた写真家で作家の星野道夫の巡回写真展が名古屋でも開催されましたので訪れました。
教科書で取り上げられる作家は数多くいますが、なかでも星野道夫が一番多いのではないでしょうか。
小学6年生の国語教科書 (光村図書)
中学2年生の英語教科書 (東京書籍)
中学3年生の国語教科書 (光村図書)
小学校から高校の教科書の英語や国語まで取り上げられています。
アラスカの人々の暮らしや、北極圏に生きる動物たちなどの写真もさることながら、散文詩のような文章も読みごたえがあります。
英語の教科書では、環境問題も含めた内容になっています。
この写真展では、星野道夫さんの生い立ちから、直筆の原稿用紙、メモ帳、使用したカメラ機材などともに、写真を拡大したパネルの展示など、見ごたえがありました。
観覧者も多く、それぞれの写真パネルの前で行列ができていたほどです。
直筆原稿では、一字一句、読みやすい丁寧な字で書かれており、作家の実直な性格が表れているようです。
大柄な風貌からは意外ですが、とても繊細な方だったのでは、と感じました。
展示されていたいくつかの原稿用紙はすべて「横書き」で書かれていました。
これは印象に残りました。
1996年にロシアのカムチャツカ半島でヒグマに遭遇し43歳で亡くなります。
アラスカからさらにロシアまでフィールドを広げていた矢先でした。
写真集や書籍をいくつか購入しましたので、授業内で紹介できると思います。
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